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Digital detox
先週にあった、ヘビーな体調不良を通じて、わかったというか気がついたことがあります。

何度もブログで書いているように、私の現在の基本疾患は自律神経失調症、
そしてそれは、首の後ろ(後頭下筋群)のコリや背中のハリが原因になっていて、そのために頭部への血行が妨げられたりして生じるのだと考えていました。
鍼灸なんかでコリをほぐすことで、症状が治まっていましたのでね。

でも今回は、鍼灸でコリをほぐして、一度は症状が治まったものの、半日ももたずに不調が再燃、
そしてコリが原因なんだったら、追い詰められたような精神症状は出ないんじゃないかなって、
しかも今回限定で。

つまり、コリやハリは原因ではなく、やはり一つの結果に過ぎないこと。
じゃあ、根本的な原因は何かっていうと、ありきたりな結論になりますが、ストレスだって。
ここでいうストレスとは、気温や気圧の変化といった物理的なもの、仕事の納期や人間関係といった精神的なもの、両方です。

数年前にNHKスペシャルでも放送されていましたが、うつ病の原因は扁桃体の暴走によるという説があります。
内容に関してはまだ決着がついたものではないと認識していますが、「ストレスにより恐怖や緊急状態を警告する扁桃体が過活動になり、ストレスホルモンが多く分泌される」というメカニズムに関してはうなづけるところがあります。

今回の精神症状メインの不調や、物理的疾患であるコリをほぐしてもあまり改善しなかったことを考えると、
おそらく予期不安によって扁桃体が異常興奮し、ストレスホルモンがバンバン分泌され続けるといった負のスパイラルだったんじゃないかと感じます。
このところヘビーな精神症状は少なくなっていたんですが、根本的に自律神経失調症を抑えるためには、扁桃体の過活動を減らす必要があるんじゃないかって。

私たちが服用していたベンゾジアゼピンなんかの精神薬を使うってのが一つの方法なんでしょうけれど、
これまでに書いてきたように、副作用や依存性を考えたら選択したくありません。

今現在、薬を使わず扁桃体が暴走することを防ぐ効果があることといえば、
これまたブログで書いてきましたが、「瞑想」「マインドフルネス」ってことになるんですね。
効果が表れるには時間がかかるんでしょうけれど、やはりこれらの技法は、興味をもって試していかなきゃいけないんだろうな。

そして、これらの技法の何がいいのかってことなんですが、
余計な雑念が雑念を呼んで、恐怖が暴走することを抑える効果があるってことでしょう。

基本的には、今の活動に集中するということを行います。
つまり、テレビを見ながらスマホを見て違うことを考えるといった、ながら作業を常態化することが一番よくない。
寝ながら寝ることに集中できず、起こりもしていない不安な未来を想像して寝られなくなるなんてことはなくしたいものです。

ながら作業をすることは、日常的にも仕事をするにしても、もう癖になってしまっていますのでね。
少しずつ減らしていくように変えていかなきゃいけないかな。

そのために今回、一つ試してみることにしました。
土日のうちどちらかは、パソコンやスマホを開かないようにしようって。
少なくとも、調べ物や買い物があるときは別にして、ネット記事やブログを読みながらテレビ見たりすることをやめてみようって。
いわゆる、軽いデジタルデトックスです。

まあ、どこまで実行できるのか、自信がないところもありますが、
同じことをしていたら、これまでと何も変わらないってことですから、
変わっていく努力はしてみたいと思います。
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