Strictness
身近な人から、よく「他人に厳しい」と言われます。
言い訳させてもらうと、他人だけではなく、自分にも厳しいんですけれどね(^^;

断薬しているときも、「甘えちゃいけない」「死んでも飲むか」と、自分を追い込んで、
その結果、断薬できたし、社会復帰もできたと、自分では感じています。
たまにブログに、現在減薬中の方から質問をいただくんですが、そこでも「我慢しましょう!」なんて厳しい返事をしています。
厳しい覚悟がなければ断薬なんてできない、それほど辛いし難しいと思ってるからです。

ところが、最近読んだコラムでは、厳しいのは逆効果だというようなことが書いてありました。
国⽴精神・神経医療研究センターで、主に覚せい剤などの薬物依存を治療・研究されている先生のお話です。

覚せい剤依存の患者が、初診からどれだけ治療を継続するかって調査したら、7割の人が3か月以内に来なくなるんですって。
違法なものを使用しているので、警察にばれたら逮捕、強制断薬なんでしょうが、警察にもわからずに使用しており、何とか止めたいと考えている人が多いってことです。
(ちなみに医者に行ったからといっても、警察に通報はされないそうですから、安心して通院してください)

なぜ、多くの人が来なくなるかっていう理由ですが、
止めるのが辛いから諦めたってのもありますが、止められなくてまたやってしまった・・・って時がどうしてもあるわけですよ。
そうなると、次の診察で正直に主治医に白状すると、そりゃ怒られるだろうって考えるのが普通です。

ベンゾジアゼピンの断薬も一緒ですが、医療機関での治療ったって、とくに効果がある薬をくれるわけではないわけです。
体調や覚せい剤使用の状況を聞かれ、生活の指導なんかをされるだけなのです。
普通に考えて、誰がわざわざ朝早く起きて、病院で長く待たされて、金を払って、説教を聞きに来たいと思いますか?
わざわざ怒られにいくくらいなら、もういいわってなりますよね。

だから最近は、こういった病院ではひたすら褒めるんですって。
たとえ途中で使用したとしても、通院してきたら「よく頑張ってきましたね」って。

止められなきゃ意味がないじゃないかって思われるかもしれませんが、結局、覚せい剤をやめられなくても、通院しつづけた方が、予後がいいということが、海外の研究でもわかってきているらしいです。
罰は効かない、説教も効かない。
むしろ使ってしまった患者には、「よく教えてくれたね」と褒める。
それが最新の治療方針だそうです。

私のように、厳しく「根性だ、我慢だ!」ってのはダメなのかもしれません。
厳しくして、にっちもさっちもいかなくなり、誰にも相談できないで孤立することが一番怖い。
自分一人で悩まないで、自助会のようなところに出かけて行って、仲間と一緒に励ましあうってのが一番いいのかもしれませんね。
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