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がんばろう神戸&東北 2013/18TH
神戸市の住民のうち、阪神大震災を知らない世代が4割を超えたそうである。
悲しい出来事を体験せず、これから牽引していってくれるのは間違いなく彼らであるが、私たちはその体験を風化させてはいけないと、いつもこの日だけはその思いを再認識することにしている。

今日は体調がいいのか悪いのか?
ともかく昼過ぎまで起きだされなかった、食欲もあまりなし。
相変わらず寝ているときの寝汗が酷い・・・
ベッドと羽毛布団からカビが生えないか、本気で心配だ。

当時のあの過酷な被災者生活を考えたら、鬱で「朝起きられない」とか「手足がしびれて」とかいう現状が不思議に思える。
それとも人間追い詰められたら普段以上のパフォーマンスが出来るのだろうか?
あの時も、余震や火事の知らせに夜は殆ど寝られず、割れずに助かったスコッチを生のまま飲み、それでも酔えないところ少しでも興奮をマヒさせて僅かばかりの睡眠をとった覚えがある。
よほどアドレナリンが出ていたのだろう、その証拠に県外などに避難した途端に高熱を出して寝込むヤツが少なからずいた。
人間、ホッとするまで痛さを忘れて、思い出した時にはキャパ・オーバー・・・
がんばり過ぎて心身を壊す者も多かったなあ。

18年という年月が長いのか短いのか?
表向き神戸の街に震災の爪痕が見えるところは少なくなった。
一方、被災者に貸しつけた災害援護資金のうちの2割に当たる約1万2000人分が未返済。
いまだに復興住宅に住む年配の方も多く、20年間の契約期限が迫り行く宛ての無い方もいると聞く。
この方々にとっては「震災」はまだ現在進行形である。

いつまで時間がたっても体験した人にとっては「震災」は終わらないのかもしれない。
東日本大震災からはまだわずか2年・・・
起こったことは消えないが、経験を伝えることはできるし、励ましあうこともできる。
綺麗ごとではない、本当にそうした役に立ちたい、自分の苦しみを何かの訳に立てなければ私たちは苦しみ損である。

このブログで題材にする「鬱」や「ベンゾジアゼピン・離脱」に関してもわかる人にしか理解できない側面もある。
何かのきっかけでここにたどり着いた方、苦しんでいる方、是非ともコメントください。
傷口をなめ合うわけではなく、ぶつけられない思いを共有できる場所にできたら、嬉しいことこの上ない。
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