さて2015年も今日一日になってしまいました。
断薬から3年、今年は曲がりなりにも復職を果たし、変化の大きい年でありました。
昨年に引き続いて、今年がどんな年だったか、ブログを振り返って総括してみたいと思います。
前年から復職する、できるだろうという意思を固め、その準備となるリワーク(職業訓練)に通いだしていました。
四則演算の脳トレであったり、メンバーが集まってのグループミーティングであったり、塗り絵であったり、
今考えたら非常に緩い内容だったのですが、毎日決まった時間に通い、そして自分以外の人に決められた課題に取り組むという、ここ数年やっていなかったことをやると言った緊張から、自律神経失調症が続きました。(パニック症状に関する記録など)(Backlash)
十分に回復した、症状が治まったと思えたから、復職を決意したのですが、さらにそこからハードルがありました。
やはり「ただ生きる」というのと、「社会生活を送る」というのでは負荷が違うのでしょう。
今、それを目指す方に不安を与えるわけではないのですが、そのあたりは十分に覚悟をして準備をされていた方がよいです。
特に感じたことは、断薬して離脱症状に耐えてきたという記憶が脳にこびりついてしまっていることです。
少し具合が悪くなったり寝られなくなってしまうと、さらに悪くなるんじゃないかという不安で頭がいっぱいになり、余計に具合を悪化させてしまう状況が続きました。(Dispel evil spirits)
ベンゾジアゼピン断薬による離脱症状から卒業するためには、身体的な回復はもちろんですが、精神的な回復が重要だと痛感した出来事でした。
そうこう苦しみながら、短時間勤務で仮扱いではありましたが、今年の4月に2年半ぶりに復職を果たしました。(Time for departure)(First performance)
今でも仕事では疲れを感じていますが、当時はたった4時間勤務でも尋常でない疲れと緊張を感じていたように思います。
さらに昨年もそうでしたが、私の場合、気温が上がる春先から夏にかけて、自律神経のコントロールが難しくなり、不定愁訴が頻発します。(Festival)
身体的な苦痛だけでなく、精神的につらい経験もありました。
辛いながらも何とか頑張って通っている最中に、退職勧奨のような扱いもされました。(Dehiring)
当人からしたらあまりにも理不尽な行為に感じますが、周りにとってはそれが当たり前の価値観なのかもしれません。
その感覚のギャップが、長期休職している者の復帰を妨げていることもあると思います。
できないことは仕方がありませんが、それを不満に感じている人もいて、どちらの言い分も立場によっては正しいということを、しっかり心に留めておかなければならないのでしょう。
身体的にも精神的にも、いっぱい不安を抱えながら、なんとか勤務を続けました。(One of these night)
我々のような者にとっては、「できた」という経験を重ねることにより自信を回復するしかありません。
その過程では少々の我慢は必要になるでしょう。
継続して3か月、7月にフルタイムでの勤務が可能となり、正式な復職許可の辞令がおりました。(Complete my prison term)
その結果について、素直に喜びたいし、自信も持ちたいと思います。
ただ、復職したからと言って、後は大丈夫、万々歳というはずもなく、
いろんな不定愁訴に耐えながら、そして気を付けて休みを取ることや、気分転換をすることを心掛けなければなりませんでした。
できるできないの判断は自分でするしかないのです。本当に無理なのか?、そこに甘えはないのか?(As advertised)
長年仕事を休んでいるものにとっては、普通の人には理解できないような当たり前のことに強いストレスを感じるということにも気づかされました。
いまでも苦労していることの一つに、「納期意識の欠如」というものがあります。(Awareness of deadline)(All over again)
精神疾患で闘病・静養する者は、心構えとして「無理をしてはいけない」「やれる時にやればいい」という生き方を金科玉条としてしまいます。
その考え方が染みついてしまうと、仕事をする上で非常に強いストレスを感じることになります。
仕事の質については、様々な種類の仕事があるので調整が可能でしょうが、納期のない仕事と言うものはないのです。
この点については、来年に積み残しとなる課題になると考えています。
さて、今年もブログを読んでいただきありがとうございました。
来年も変わらぬお付き合いをお願いいたします。
さらに、最近になって読んでいただいた方へは、少しだけでも有用な情報をお届けできたでしょうか?
ベンゾジアゼピンの断薬には決して王道はなく、試行錯誤の繰り返しで、
このブログで紹介していることは、心構えのようなことが多く、期待外れでしたら申し訳のないことです。
今年も断薬中の方からいろいろ質問をいただきました。
その解答、考え方として改めてまとめたブログがこれです。(Answer to the question)
ご一読いただいて、その考えをご理解いただけるなら、できるだけ私の経験をお伝えしたいと思います。
この一年は皆さまにとって如何な一年でしたか?
どなた様も、2016年は良い年になりますように。
断薬から3年、今年は曲がりなりにも復職を果たし、変化の大きい年でありました。
昨年に引き続いて、今年がどんな年だったか、ブログを振り返って総括してみたいと思います。
前年から復職する、できるだろうという意思を固め、その準備となるリワーク(職業訓練)に通いだしていました。
四則演算の脳トレであったり、メンバーが集まってのグループミーティングであったり、塗り絵であったり、
今考えたら非常に緩い内容だったのですが、毎日決まった時間に通い、そして自分以外の人に決められた課題に取り組むという、ここ数年やっていなかったことをやると言った緊張から、自律神経失調症が続きました。(パニック症状に関する記録など)(Backlash)
十分に回復した、症状が治まったと思えたから、復職を決意したのですが、さらにそこからハードルがありました。
やはり「ただ生きる」というのと、「社会生活を送る」というのでは負荷が違うのでしょう。
今、それを目指す方に不安を与えるわけではないのですが、そのあたりは十分に覚悟をして準備をされていた方がよいです。
特に感じたことは、断薬して離脱症状に耐えてきたという記憶が脳にこびりついてしまっていることです。
少し具合が悪くなったり寝られなくなってしまうと、さらに悪くなるんじゃないかという不安で頭がいっぱいになり、余計に具合を悪化させてしまう状況が続きました。(Dispel evil spirits)
ベンゾジアゼピン断薬による離脱症状から卒業するためには、身体的な回復はもちろんですが、精神的な回復が重要だと痛感した出来事でした。
そうこう苦しみながら、短時間勤務で仮扱いではありましたが、今年の4月に2年半ぶりに復職を果たしました。(Time for departure)(First performance)
今でも仕事では疲れを感じていますが、当時はたった4時間勤務でも尋常でない疲れと緊張を感じていたように思います。
さらに昨年もそうでしたが、私の場合、気温が上がる春先から夏にかけて、自律神経のコントロールが難しくなり、不定愁訴が頻発します。(Festival)
身体的な苦痛だけでなく、精神的につらい経験もありました。
辛いながらも何とか頑張って通っている最中に、退職勧奨のような扱いもされました。(Dehiring)
当人からしたらあまりにも理不尽な行為に感じますが、周りにとってはそれが当たり前の価値観なのかもしれません。
その感覚のギャップが、長期休職している者の復帰を妨げていることもあると思います。
できないことは仕方がありませんが、それを不満に感じている人もいて、どちらの言い分も立場によっては正しいということを、しっかり心に留めておかなければならないのでしょう。
身体的にも精神的にも、いっぱい不安を抱えながら、なんとか勤務を続けました。(One of these night)
我々のような者にとっては、「できた」という経験を重ねることにより自信を回復するしかありません。
その過程では少々の我慢は必要になるでしょう。
継続して3か月、7月にフルタイムでの勤務が可能となり、正式な復職許可の辞令がおりました。(Complete my prison term)
その結果について、素直に喜びたいし、自信も持ちたいと思います。
ただ、復職したからと言って、後は大丈夫、万々歳というはずもなく、
いろんな不定愁訴に耐えながら、そして気を付けて休みを取ることや、気分転換をすることを心掛けなければなりませんでした。
できるできないの判断は自分でするしかないのです。本当に無理なのか?、そこに甘えはないのか?(As advertised)
長年仕事を休んでいるものにとっては、普通の人には理解できないような当たり前のことに強いストレスを感じるということにも気づかされました。
いまでも苦労していることの一つに、「納期意識の欠如」というものがあります。(Awareness of deadline)(All over again)
精神疾患で闘病・静養する者は、心構えとして「無理をしてはいけない」「やれる時にやればいい」という生き方を金科玉条としてしまいます。
その考え方が染みついてしまうと、仕事をする上で非常に強いストレスを感じることになります。
仕事の質については、様々な種類の仕事があるので調整が可能でしょうが、納期のない仕事と言うものはないのです。
この点については、来年に積み残しとなる課題になると考えています。
さて、今年もブログを読んでいただきありがとうございました。
来年も変わらぬお付き合いをお願いいたします。
さらに、最近になって読んでいただいた方へは、少しだけでも有用な情報をお届けできたでしょうか?
ベンゾジアゼピンの断薬には決して王道はなく、試行錯誤の繰り返しで、
このブログで紹介していることは、心構えのようなことが多く、期待外れでしたら申し訳のないことです。
今年も断薬中の方からいろいろ質問をいただきました。
その解答、考え方として改めてまとめたブログがこれです。(Answer to the question)
ご一読いただいて、その考えをご理解いただけるなら、できるだけ私の経験をお伝えしたいと思います。
この一年は皆さまにとって如何な一年でしたか?
どなた様も、2016年は良い年になりますように。
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Comment 4
あきゅら
あけましておめでとうございます。
オイラも今年は仕事を探して
社会復帰しないと!不安です^^;
今年も宜しくお願い致します。
2016/01/02(Sat) 13:05
pipi
昨年はお世話になりました
リンク頂き、ありがとうございました。
ご挨拶が遅くなり、大変申し訳ありません。
m( _ _ )m
今年も、何卒、よろしくお願い致します。
ブログ、今後も拝見させて頂きます!
2016/01/02(Sat) 13:29
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> あきゅら さん
あけましておめでとうございます。
収入が不安定・・というか先が見通せないことは非常に不安ですよね。
私は働けなかった時期、なんとか株で儲けようなんて真剣に考えていましたが、
体調が幾分回復した今、そのころを振り返ってみると、不安が先に立つから滑稽なことばかり考えていたなと思うことがあります。
長い人生のうちの、たった数年のことです。
チャンスはきっとありますって。
2016年が良い年になればいいですね。
2016/01/02(Sat) 19:18
CaliforniaRocket
Re: 昨年はお世話になりました
> pipi さん
あけましておめでとうございます。
ご丁寧に、ありがとうございます。
お互いに、2016年が飛躍の年になればいいですね。
今年もよろしくお願いします。
2016/01/02(Sat) 19:20