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ムコソルバン
なんとか昨晩は眠ることができました。
そして、先ほど、カイロに行って施術してもらったら、リラックスしたんでしょうか、ずいぶんと身体も精神状態も楽になりました。

昨晩も寝床に入った時は、危なかったんですよ。
寝てないからフラフラで、、頭も重く、眠たいんですけれど、風邪の副作用からか、喉に痰が絡んだように、詰まったような感覚があって、息苦しい。
落ちそうになったら、喉が気になって、そのたびに咳払いするから目が覚めるという・・・
ああ・・・今晩も寝られないんだ・・と諦めかけたんですけれど。

以前からブログにも書いている、咽喉頭異常感症、いわゆる「ヒステリー球」という疾患です。

精神疾患を患う方や、自律神経失調の方の多くに、この症状があるともいわれます。
当然、患者としては食道などの異常を疑うわけですが、内視鏡などで調べても器質的病変はなし、ってのがこれにあたります。
要は、医者にかかっても、「精神的なものですね~」で済まされてしまうやつ!

精神的な病因なんで、治療法はそれこそ、安定剤であるとか、抗うつ剤であるとかするわけです。
けれど、もちろん、精神薬とは完全決別した私ですから、効果があってもそんなもの飲むわけがない。
それこそ本末転倒です。

そのほか、精神を安定させるために、いろいろな方法はあるんでしょうが、即効に効果が認められるものってなかなか難しいんですよね・・・
で、昨晩はこれをどうしたかというと・・・

ムコスルバンというお薬を飲んでみました。
妻が風邪の際に、痰を切る薬としてもらってきたものです。
ムコソルバン

ヒステリー球は病因が精神的なものということで、原因が違うなら効果がないんじゃないかと思っていたんですよ。
しかし、これが思いのほか、効果がありました。
喉の詰り感、痰が絡んだような辛さがなくなり、結果として上手く眠られたということです。

ムコソルバンは喉、気道粘膜の滑りを良くしたり、うすい粘液の分泌を増やして痰の粘りをとることで、痰を排出させる効果があるようです。
精神的なものが原因だと思っていましたが、傷などの病変はなくとも、「気のせい」ではなく、痰などが絡みやすくなっていて、それが気になることは確かなようですね。
疾患が治療されたわけではありませんが、痰が切れた結果として一時的にでも症状が治まり、そして穏やかに寝れた。

精神薬の不信に陥ってから、そのほかのクスリであっても、最低限のクスリしか飲まないというポリシーでやってきました。
疾患は人間の自然治癒力が治すもので、下手な薬を服用すれば、逆にそれを阻害してしまうという考えのもとです。
(たとえば風邪の時に、解熱剤で発熱を抑えてしまうことは、ウイルスを殺す力を奪ってしまうという考えがあるように)
ただ、最近は、頓服的な使い方であっても、睡眠の確保などで体力の回復が見込めるならば、ある程度薬を飲むのも有効ではないかと、自分への戒めを軽減しています。(もちろん、睡眠薬は別)

まあ、薬飲むのに、自分を納得させるような理由をつける必要はないんでしょうけれど・・
それでも、精神薬でそうだったように、これに頼って依存してしまうことには注意したいものです。
どんな薬でも、漢方薬でも、生薬でも・・必要がないものならできるだけ飲まないに越したことはありません。
基本的に、疾患は自分の力で治すと言う考えには変わりはありません。
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Comment 6

Otsay

おはようございます。

ヒステリー球というものは経験があります。しかし、私の場合は、症状が軽いので、大きく悩まされたということはありません。

夜、寝付きにくいまでになると大変ですね。そして、薬が効いたとのこと。全て精神的なものではないのですね。

私も基本的には全ての薬を断っているのですが、薬も使い方によっては有効だなと思うこともあります。自分の体質を知って、薬の危険性を知って、最小限に使い、ごく短期間でやめるといったことをすれば、体の不快な症状を取り除くことによって、薬の副作用を考慮しても、快適に治癒が早まる場合もあるのではないかとも思います。

薬の使い方は、本来、とっても難しいものであると思いますが、今の医療は、、、以下、省略します。

2014/06/18(Wed) 06:48

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CaliforniaRocket

Re: タイトルなし

> Otsay さん

こんにちは。

私も普段はそれほどひどくないんですが、風邪なんかの時に、特にそこに症状が行くようです。
好不調の波が激しいといえばそれまでなんですが、逃げようがありませんね・・

おしゃる通り、クスリは本来、「飲めば身体に変化が起きる物質」というものであり、良いも悪いもないですよね。
それを上手くコントロールして使うことによって、楽に生活できたり、疾患を治したりする。
もちろん悪く作用する場合もあるわけで、厳密に使い方を管理するのが医者であるべきです。

昔は単剤のみ、それも貴重に扱われてきたんでしょうね。
ところが近代、クスリは乱造され、価値も下がり、「適当に出しておけば、適当に効くんじゃね?」程度に扱われてきていますよね。

本来は有用なものであり、貴重なものであり、そして危険なものである。
その思いを忘れたのか、無視しているのか、無知なのか??
とりあえず薬飲んどけばみたいな考えを持つ、そういう人間は、一刻も早く医療の場から退場してほしいものです。

2014/06/18(Wed) 11:00

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Bipolar

眠れなくても、不安になっても、それだけで生命に関わることは、少ないと思います。
けれど呼吸器に影響があったら、それは生命の維持に直結するでしょう。

BZDと去痰薬には、根本的な違いがあるはずですよね。

だって、去痰薬に依存性って、あり得ないですから。
でも、クスリはクスリです。

どんなクスリであっても、使い方次第で向精神薬以上の影響を及ぼすことは、想定しておくべきかもしれませんよね。

2014/06/19(Thu) 21:32

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CaliforniaRocket

Re: タイトルなし

> Bipolar さん

こんばんは。

クスリってなんなんでしょう?
断薬する前、断薬直後、そして今・・・ちょっとずつその意味と言うか、私の中での値打ちと言うのか。
少しずつ変わっているような気がしますが、考えれば考えるほど結論は出ません。

良い影響なのか悪い影響なのか?
いや、そもそも良い悪いってのは人間の勝手な価値判断であり、化学的作用反作用があるだけかもしれませんが。
身体を制御しようという狙い、目的を持って、人間が作り出したものですが、制御するのは自分か医者か?
制御できなくなったとき・・原発がメルトダウンしたときのことは想定できないように、想定できないものは使ってはいけないのか・・

以前に仰っていたように、「メリット、デメリット、あることを想定したうえで、メリットが大きいから使う」というのが正解かもしれません。

2014/06/19(Thu) 22:35

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にゃおくん

こんばんは。

お久しぶりです。

最近鼻炎、花粉症でディレグラという薬を処方されました。
調べた所薬依存の可能性があるので長期服用は気を付けたほうがいいのだとか。
どきりとしてしまいました。
鼻詰まりがひどくて行ってみたのですが、こんな所にも落とし穴が。
2週間分しか処方されていないのですが次回とは言わずすでに毎日服用をするのが怖いです。
しかし、劇的に鼻水も止まり鼻詰まりが治ると楽ですが、やはり躊躇う気持ちもあります。
すごくよく効く薬って要注意ですね。
怖いですね。
最低限の薬で済ましたいです。
1日1回にしようかとかひどい症状の時だけにしようか迷います。

2014/06/20(Fri) 19:21

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CaliforniaRocket

Re: こんばんは。

> にゃおくん さん

こんばんは。

ディレグラはアレルギー鼻炎のお薬ですよね。
あまり詳しくないので滅多なことは言えませんが、アレルギーのクスリは依存性というか、飲み続けると効かなくなるような印象はありますね。
ベンゾみたいに、酷い離脱症状や副作用は少ないのかもしれませんが、どんな薬でも、どういうものなのかしっかりと調べてから、服用したいですね。

これも印象なので、ちゃんとしたことはご自分で調べていただきたいのですが・・
アレルギーのクスリは、飲んでいる時だけブロックして、効いているという印象です。
それで治すわけでも無いですから、辛い時だけ飲めばいいのではないでしょうか?

2014/06/20(Fri) 21:56

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