梅雨入りとともに、急に涼しくなった関東地方ですが、
ゲンキンなもので、気温の低下とともに睡眠が改善?
いや、早朝に目が覚めるので睡眠時間は少ないんですが、寝ていて「辛い」だとか「怠い」といったネガティブな感情は消えています。
満足感だけで決まっているのかもしれませんが、やはり離脱症状に感じる辛さは周囲環境に大きく左右されていることがわかります。
これからさらに暑くなったらと思うと、恐ろしいですね・・・
逆に考えたら、気候も空気もいい、リゾートなんかに移住したら、離脱症状も大幅改善!!・・・なんてことはないかな?
さて、今日はこんな記事が気になりました。
「引きこもり」するオトナたち
「慢性疲労症候群」の脳内に広範囲の炎症を発見!
“怠け”と誤解される異常な疲れとの因果関係
「慢性疲労症候群」というのは、関節痛や筋肉痛、発熱、異常な倦怠感のような状態がずっと続いていく症状で、かつ検査しても異常が見られない。
うつ病の治療をしても治らないから、実は「慢性疲労症候群」を疑ったという方も多いのではないでしょうか?(実は私もその一人・・・)
ただ、いまだに原因不明で、治療法も確立していない。
じゃあ、本当に病気なのか?単なるサボりじゃないのか?ってのがいつも議論されることであって。
この記事のキモは、「慢性疲労症候群」の患者は、脳内の広い範囲で炎症を起こしていることがわかったというもの。
脳内の炎症が強くなって、ダメージが続いていくと、自分の力だけでは回復できない状態が起こってくるという論説。
この学説が正しいのかどうかは別にして、
私たちベンゾジアゼピンの断薬患者も、うつ病患者も、、「慢性疲労症候群」患者も、
痛みの感受性が増えて、筋肉痛や関節痛などの症状を引き起こしていることはあるようで、共通のメカニズムがあってもおかしくないですね。
今回は数値データとして、健常者との差異がみられたということなので、そういう現象は起こっているのかもしれないね。
だからといって、この研究結果を支持するとか、そういう検査を受けた方がいいとか、そういうつもりではないんですけれど。
「うつ病」だって、「慢性疲労症候群」だって、メカニズム解析に関しては、まだまだこのレベル、仮説研究レベルなんだろうなって、
TVや学術雑誌などで、「新たな発見がありました」「メカニズムの解明が期待されます」ってのは、ちょくちょく発表されているように思うのだけれど、
期待だけさせて、それが最前線の治療に反映されたというのは、なかなか聞こえてこないです。
今すぐにとは言わない、精神疾患による痛みのメカニズムとか治療法とか・・
我々がその研究結果を受益する時が、本当に来るのだろうか?
医療と言う学問に、ほとほと失望した私だけれど。
こういった記事を見るたびに、優秀な医療従事者に期待している自分も、まだいることに気が付きます。
ゲンキンなもので、気温の低下とともに睡眠が改善?
いや、早朝に目が覚めるので睡眠時間は少ないんですが、寝ていて「辛い」だとか「怠い」といったネガティブな感情は消えています。
満足感だけで決まっているのかもしれませんが、やはり離脱症状に感じる辛さは周囲環境に大きく左右されていることがわかります。
これからさらに暑くなったらと思うと、恐ろしいですね・・・
逆に考えたら、気候も空気もいい、リゾートなんかに移住したら、離脱症状も大幅改善!!・・・なんてことはないかな?
さて、今日はこんな記事が気になりました。
「引きこもり」するオトナたち
「慢性疲労症候群」の脳内に広範囲の炎症を発見!
“怠け”と誤解される異常な疲れとの因果関係
「慢性疲労症候群」というのは、関節痛や筋肉痛、発熱、異常な倦怠感のような状態がずっと続いていく症状で、かつ検査しても異常が見られない。
うつ病の治療をしても治らないから、実は「慢性疲労症候群」を疑ったという方も多いのではないでしょうか?(実は私もその一人・・・)
ただ、いまだに原因不明で、治療法も確立していない。
じゃあ、本当に病気なのか?単なるサボりじゃないのか?ってのがいつも議論されることであって。
この記事のキモは、「慢性疲労症候群」の患者は、脳内の広い範囲で炎症を起こしていることがわかったというもの。
脳内の炎症が強くなって、ダメージが続いていくと、自分の力だけでは回復できない状態が起こってくるという論説。
この学説が正しいのかどうかは別にして、
私たちベンゾジアゼピンの断薬患者も、うつ病患者も、、「慢性疲労症候群」患者も、
痛みの感受性が増えて、筋肉痛や関節痛などの症状を引き起こしていることはあるようで、共通のメカニズムがあってもおかしくないですね。
今回は数値データとして、健常者との差異がみられたということなので、そういう現象は起こっているのかもしれないね。
だからといって、この研究結果を支持するとか、そういう検査を受けた方がいいとか、そういうつもりではないんですけれど。
「うつ病」だって、「慢性疲労症候群」だって、メカニズム解析に関しては、まだまだこのレベル、仮説研究レベルなんだろうなって、
TVや学術雑誌などで、「新たな発見がありました」「メカニズムの解明が期待されます」ってのは、ちょくちょく発表されているように思うのだけれど、
期待だけさせて、それが最前線の治療に反映されたというのは、なかなか聞こえてこないです。
今すぐにとは言わない、精神疾患による痛みのメカニズムとか治療法とか・・
我々がその研究結果を受益する時が、本当に来るのだろうか?
医療と言う学問に、ほとほと失望した私だけれど。
こういった記事を見るたびに、優秀な医療従事者に期待している自分も、まだいることに気が付きます。
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Comment 6
みつ
僕はもう医療なんてこれっぽっちも信用してません。
病気になったら‥自力で治すか、そのまま自然の流れに身を任せるか、しか考えないです。
今独り身だからそう考えるのもあると思いますが、やはり不信感は拭えないですね、必要だとも思えないです。
2014/06/06(Fri) 01:49
なつぎ
お久しぶりです。
医療従事者の一人として、確かにそのような研究とかが早く実証されて、今の医療に役立てよ。なんて思うこともあります。
確かに、今の医療でもわからないことたくさんありますし、治療しても治らないことも多々あったりしますが。
医者なんて信じないって人もいれば医者のいうことはなんでも信じるって人もいれば本当いろんな人が居ますよね。
うつ病になる人もいればならないひともいる。そんな感じですかね...?
早く、うつ病などの精神疾患の治療も確立されて、確実に治る薬とか方法とかが見つかれば多くの人が救われるんじゃないかな、なんて思います。
私もそういう研究ができる人だったらいいんですけどね
2014/06/06(Fri) 07:50
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> みつさん
私も基本的には同じような思いですよ。
けれど一般産業だって、学術研究があって、それを民生化する企業研究があります。
ノーベル賞級の学術研究があっても、それを製品化するまでの企業での取り組みが、金もうけ一辺倒であったり、センスがなければ台無しにしてしまう。
それと同じだと思うんですね。
基本的には自力で治すのは本質です。
でもその自力で治すのだって、たとえばどういう食生活をした方が良いとか、睡眠はどうしたらいいとか、
そういった基本的な知識だって、もともとは先人が研究してきたことであって。
全てを否定はできないと思うのですよ。
期待するというか、うまく利用できればいいなと考えているのですが・・
2014/06/06(Fri) 11:43
CaliforniaRocket
Re: タイトルなし
> なつぎ さん
こんにちは。
治らないのは仕方がない、それでいいんですよ。
今の医者は、治せもしないのに、それを隠して安易に患者に対応し過ぎです。
開業している医者の多くは、研究をしているわけではなく、論文などで単にその情報を見て、患者に適用しているだけです。
知識はある(ない人も多いですが・・)かもしれませんが、自分で考えたり工夫したりするわけでもありません。
考え方によるかもしれませんが、学術研究をし、新しいメカニズムを解明しようとしている方が「研究者」であるとすれば、
市井の開業医は、ある意味「サービス業」にすぎないということを認識してもらいたいと思います。
そしてクスリとなると、研究から一段下がって、どうしても「経済活動」「企業活動」という側面が入ってきます。
医療研究者がせっかく素晴らしい研究をしたとしても、それをクスリという患者とのインターフェースに変える段階で、「金儲け」というフィルターを通してしまう・・
ひねくれた考え方かもしれませんが・・
この国の製薬会社であったり、開業医と言うのは、優れた研究結果や患者を食い物にすることしか考えていないような気がして、悲しいかぎりです。
2014/06/06(Fri) 11:57
みつ
お言葉ですが‥
日本の先人達が後生の為に、伝え広めて来てくれた生きる知恵と、
人の命を命とも思わず、私利私欲の為に患者を食い潰す現代医療とを、とても僕は並べては考えられません。
精神医療だけでは無いです、全ての医療に通じる事です。
上手く利用と形では言っても、それはどこかで身を預けるという事になる訳で‥それでは、彼ら次第という事にまたなってしまうと思うんです。
今回、大きな代償を払い学んだ中で今、それでも生きる上で医療が人間に必要なモノだとは到底思えないですし、仕事上、生活上、やむを得ず切り離せないものであるともまた思えないのです。
2014/06/08(Sun) 16:14
CaliforniaRocket
Re: お言葉ですが‥
> みつさん
こんにちは。
その考え方を、否定はしないですよ。
私の考え方も、どちらかといえばそちらに近いです。
かといって、正しい、間違えていると議論して結論を出すものでもないと思います。
「必要だ」と主張される方がいることも事実で、その方にはデメリットよりもメリットの方が大きいのでしょう。
いろいろな立場、状況の中、ご本人の責任の下に選択されることなので、それを私が間違っているという筋合いではないと思っています。
まあ、自分の考えは粛々と主張しますが(^^;
みつさんが携われた経験から、「医療」に対して不信感を抱かれているのだと思いますが、それが全てでしょうか?
医療と言っても幅が広いというか、範囲はどこまでなんでしょうか?
緊急医療だって再生医療だって終末期医療だってある。
個人的には、そのすべてが無意味なものとは思っていませんし、期待したい研究もありますかね。
ただそれを、患者に応用するところでの、医療や製薬といった末端期間は、確かに心を入れ替えてほしいとは思います。
2014/06/08(Sun) 16:56