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睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン
北海道で1週間暮らしてみて、マイブームになったもの。
セブンイレブンのレギュラーコーヒー」です。
あれ、東京でも導入されていたんですね、最近のことでしょうか?
朝飯をコンビニのパンですますことが多かったので、知ったのですが、下手したらスタバのコーヒーよりおいしいんじゃないでしょうか。
安いし、手軽だし、ああいうサービスをもっと考えてほしいですね(^^;

さて今日の話題は「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」について。
旅行中のことで知らなかったのですが、いつもコメントをくださる方が、NHKのニュースでやっていたということを教えてくださいました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130613/k10015276791000.html

精神科医などで作る厚生労働省の研究班が、睡眠薬の適切な使用に向けた初めての指針をまとめたというニュースで、長期にわたって睡眠薬を飲み続けた場合に、急に薬を中断すると、めまいや震え、それに不眠の悪化など、「離脱症状」と呼ばれる禁断症状が生じるおそれを認めています。
また、患者の睡眠状態や体調の変化を細かく聞き取って徐々に薬を減らし、最終的には薬を飲まなくても眠れることを目標にすべきだとしています

  これは、離脱症状に苦しむ我々にとって福音なのではないだろうか?
  ベンゾジアゼピン使用に問題を提起するだけではなく、症状を軽減することも考えてくれるのでは。


初めてこのニュースを読んだときは、そんな期待を持ちましたが、そんなに簡単なものではないみたいです。
このニュースの出典はおそらく、独立行政法人・国立精神・神経医療研究センターの、6月13日の下記のプレスリリースなのだろうと思います。

「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」の策定と発出について
http://www.ncnp.go.jp/press/press_release130611.html

ここに詳細な説明があるとともに、79ページにわたる長編のマニュアルが添付されていることに気が付きました。
はじめは、上記ニュースを紹介して、「良かった良かった、光明が見えた」とでもブログを書いておしまいにするつもりでしたが、内容をよく読んで、本当に我々にとって福音なのか?時間をかけて検証したいと思います。

まずさわりを読んだだけですが、「?」と思われるような表現がいくつかあります。
・プレスリリースから
しかしその後、安全性に優れたベンゾジアゼピン系睡眠薬が用いられるようになり・・・
・マニュアルより
不眠さえ治っていれば短期間(数日間から1週間前後)で改善する
不眠症状が重度もしくは持続する場合には、不眠症が緩解(回復)していないもしくは再燃したと判断して今しばらく治療を継続するように患者と話し合う

???・・・これじゃ、なにも変わっていないじゃないか・・・

もう少しく詳しく読んでみますけれど・・・
よくよく見てみれば、独立行政法人・国立精神・神経医療研究センターって、私が一番最初に離脱症状のことを相談したけれど、けんもほろろに断られた医療機関じゃないか・・・

うがった見方をすれば、少しだけ患者に媚を売って、より勢力を拡大させようというようにも見えます。
別に疑いたいわけではなく、本当に医療と患者が一体になって、症状に立ち向かう状態を望んでいるんですけれどね。
納得のいく説明が書いてあることを期待します。
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Comment 2

jr

こんにちは。
たびたび登場しましてすみません。。

わたしもそのあとちょこちょこと調べたのですが、
はっきり分かってないのにこういうことを書くのはどうかとも思いますが、

国立精神・神経医療研究センターはなんかあやしげ?な気がします。

>少しだけ患者に媚を売って、より勢力を拡大させようというようにも
何がねらいなのでしょう。
薄気味悪いです。

2013/06/18(Tue) 09:23

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CaliforniaRocket

Re: タイトルなし

> jrさん

いつもありがとうございます^^

あまり偏見の目で見てはいけないのかもしれませんが・・・
このマニュアル作成の責任者である、三島和夫医師は国立精神・神経医療研究センターの部長で睡眠の大家のようです。
ただ、震災前後から、睡眠薬の新薬と言われるロゼレム(これまでの働きではなく、メラトニンの調整に働きかけるというもの)をプロモーションする立場にあったという記事もありました。
これまでのベンゾジアゼピンを「依存性がある」と指摘して、ロゼレムに置き換えようという考えなのかもしれません。

まあ、推測の域を脱しませんし、ロゼレムに変えることによって、多くの人が苦しみから救われるなら喜ばしいことなんでしょうが。
しかしベンゾジアゼピンも出始めたときは、「副作用のない魔法のクスリ」と言われていたわけで・・・
どうなんでしょうね・・・

2013/06/18(Tue) 14:28

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